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副業を始めて2年目、取引先が増えて売上が月10万円を超えたあたりから、請求書の管理も経費の集計もExcelじゃ追いつかなくなった。freee会計を使いたいのはわかってるけど、月2,000〜4,000円の固定費が地味に痛い。
そこで使ったのが「IT導入補助金」だ。正確には2026年度から名前が変わって「デジタル化・AI導入補助金2026」。これを使ったら、freee会計の年間ライセンスが実質半額以下になった。ざっくり言えば、通常3万円かかるところを1万円台で導入できた。
この記事では、個人事業主・副業者が「デジタル化・AI導入補助金2026」を使ってfreee会計を半額以下で導入する全手順を、副業会社員・フリーランス向けに解説する。知らないだけで、小規模事業者こそ国のお金で会計DXできる仕組みがある。
IT導入補助金って法人向けのイメージなんだけど、個人事業主の副業でも使えるの?
使えるよ!開業届を出していれば個人事業主も対象。ぼくも副業の屋号で申請して通ったし、freeeもサブスク込みで補助対象になる。
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この記事でわかること
- ✅ 個人事業主・副業者でもIT導入補助金(デジタル化・AI導入補助金2026)が使える理由
- ✅ freee会計が補助金対象になっている仕組み
- ✅ 通常購入と補助金活用で費用がどれくらい変わるかの比較
- ✅ 申請から導入までの10ステップ完全ガイド
- ✅ 申請時に詰まりやすいポイントと回避策
- ✅ よくある質問6問(対象経費・期間・採択率など)
結論ファースト:freee会計の導入費用は実質半額以下になる
最初に結論。副業や個人事業の規模で一般的にかかる費用は以下のようになる。
freee会計 スタンダードプランを1年契約した場合の比較(概算):
- 通常購入:年間 約30,000〜35,000円
- 補助金活用:自己負担 約10,000〜17,500円(補助率1/2〜2/3)
さらに、freee本体以外にも「導入支援」「初期設定サポート」「マニュアル作成」などの周辺費用も補助金対象になるので、総額で見ると半額以下になるケースが多い。
補助金って「申請が面倒くさいから自腹で買った方が早い」と思っている人が多いけど、実はIT導入支援事業者(freeeの代理店など)が書類作成をサポートしてくれるので、自分でゼロから書く部分はそれほど多くない。
「デジタル化・AI導入補助金2026」とは?
旧「IT導入補助金」が名称変更
2026年度から、IT導入補助金は「デジタル化・AI導入補助金2026」に名称が変わった。呼び名が変わっただけでなく、AI活用の枠が新設され、ChatGPTやClaudeを業務に組み込みたい個人事業主にも使いやすくなっている。
公式サイトは中小企業基盤整備機構(中小機構)が運営する https://it-shien.smrj.go.jp/ だ。交付申請の受付は2026年3月30日から開始されている。
対象者(個人事業主も含まれる)
「中小企業・小規模事業者」が対象で、これには開業届を出している個人事業主も含まれる。副業でも本業でも、税務署に開業届を提出していれば申請資格がある。
逆に言えば、副業を開業届なしで続けている人は、まず開業届を出すところから。これは無料でe-Taxから5分で出せる。
4つの申請枠
2026年度の補助金には4つの枠がある。副業者・個人事業主がよく使うのは通常枠とインボイス枠だ。
| 枠 | 補助金額上限 | 補助率 | おすすめ対象 |
|---|---|---|---|
| 通常枠 | 5万円〜150万円 | 1/2以内 | 会計・業務ソフト全般 |
| インボイス枠(インボイス対応類型) | 50万円〜350万円 | 2/3〜4/5以内 | インボイス対応必須の個人事業主 |
| セキュリティ対策推進枠 | 5万円〜150万円 | 1/2以内 | セキュリティソフト導入 |
| 複数者連携 | 最大3,000万円 | 1/2〜2/3 | 複数事業者で連携する案件 |
freee会計は通常枠 or インボイス枠(インボイス対応類型)で申請するのが一般的。副業者でインボイス登録している人は補助率が高い「インボイス枠」の方が得。
インボイス登録してないけど、それでも申請できるの?
通常枠なら未登録でもOK。インボイス枠だと登録が条件になる代わりに補助率が高くなる、という仕組みだよ。
なぜ freee会計が補助金対象なのか?
freee会計は、補助金の「IT導入支援事業者」として事前登録されているクラウド会計ソフトの代表格。正確には、freeeが販売する代理店(SI企業など)が支援事業者として登録されていて、その代理店経由で購入すると補助金対象になる仕組みだ。
つまり、freee公式サイトで直接申し込んでも補助金は出ない。「freee会計×IT導入補助金」の組み合わせに対応している認定代理店経由で申し込む必要がある。
この代理店の選び方が初心者には難しい部分だけど、最近はA8.netなどのASP経由で認定代理店の申込ページに入れるケースが増えている。アフィリエイト広告として紹介されているリンクの先が認定代理店のフォームになっていることが多い。
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補助金×freee の組み合わせメリット:数字で比較
ぼくが実際に見積もりをもらった時の試算(副業AIライター・個人事業主・年商200万円規模)を共有する。
通常購入の場合
- freee会計 スタンダードプラン 年契約:31,680円
- 初期設定サポート(別途契約):20,000円
- 合計:51,680円(すべて自己負担)
補助金活用(通常枠・補助率1/2)の場合
- 同じ内容でIT導入支援事業者経由で契約:51,680円
- 補助金:-25,840円(1/2補助)
- 自己負担:25,840円
補助金活用(インボイス枠・補助率4/5)の場合
- 同じ内容で申請:51,680円
- 補助金:-41,344円(4/5補助)
- 自己負担:10,336円
ご覧の通り、インボイス枠が取れれば実質1万円台でfreee会計の導入と初期設定までフルサポートで受けられる。これが「副業で年間20万円以上稼ぐなら確定申告は必須」という状況と組み合わさって、めちゃくちゃコスパがいい。
申請フロー10ステップ完全ガイド
実際の申請の流れはこうなる。各ステップの所要時間と詰まりやすいポイントもメモしておく。
ステップ1:gBizIDプライムの取得(所要1〜2週間)
補助金申請にはまずgBizIDプライム(法人・個人事業主向けの電子認証ID)が必要。これがないとそもそも申請画面に進めない。
取得は無料だが、書類の郵送が必要で2週間ほどかかるのがネック。補助金を使いたいなら、まずここから着手すべき。
ステップ2:SECURITY ACTION自己宣言
IPA(情報処理推進機構)の「SECURITY ACTION」の自己宣言を完了する。これは5分で終わる簡単な手続きで、セキュリティ対策を実施する意思表示をオンラインで行うだけ。
ステップ3:IT導入支援事業者(代理店)を選ぶ
補助金申請は「freee代理店」が書類作成をサポートしてくれる。公式サイトhttps://it-shien.smrj.go.jp/の「ITツール検索」から「freee会計」を扱っている支援事業者を探せる。
選ぶ時のポイントは以下。
- サポート実績が100件以上ある事業者
- 個人事業主の申請経験があるか確認
- 追加料金の有無を事前確認
ステップ4:事前面談・見積もり取得
認定代理店に連絡して、オンラインで30分程度の面談をする。ここで以下が決まる。
- どのプランのfreee会計を導入するか
- 追加の初期設定サポートをつけるか
- どの枠(通常・インボイス)で申請するか
ステップ5:交付申請書類の作成
事業計画書、導入するITツールの説明書、見積書などの書類を代理店と一緒に作る。ぼくの場合は代理店側のフォーマットに必要事項を記入するだけで、7〜8割は代理店が書いてくれた。
自分で書くのは「なぜこのITツールが事業の生産性向上に必要か」という部分。ここは自分の副業の内容を素直に書けばOK。
ステップ6:電子申請システムから提出
完成した書類を中小機構の電子申請システムから提出する。gBizIDでログインして、必要事項を入力・ファイルをアップロード。作業時間は1時間程度。
ステップ7:採択通知を待つ(約2〜3ヶ月)
提出してから採択通知が来るまで2〜3ヶ月かかる。採択率は年度・枠によって変わるが、直近の傾向では50〜70%程度。書類の完成度が高いほど採択されやすい。
ステップ8:採択通知後に契約・支払い
採択されたら、代理店と正式に契約してfreee会計の導入を開始する。ここで一度全額を自己負担で支払う必要がある。補助金は後から振り込まれる仕組みだ。
つまり、一時的には51,680円を立て替える必要がある。キャッシュフローに注意。
ステップ9:事業実施・効果報告
freee会計を実際に導入・稼働させた後、事業完了報告書を提出する。「導入前はExcelで何時間かかっていた作業が、freee導入後は何時間に短縮された」という効果を数字で示す。
ステップ10:補助金の受領
効果報告が承認されると、補助金が指定口座に振り込まれる。採択から補助金受領まで合計で4〜6ヶ月かかるのが標準的。
事例:副業AIライターとして申請した話
ぼくは副業でAIライティングと自動化スクリプト制作をやっている個人事業主。開業届を2年前に出して、屋号で銀行口座も作っている状態だった。
2025年の後半に売上が月15万円を超えて、Excelで経費管理するのが限界になってきたタイミングで補助金申請を決意。以下のような流れだった。
- 9月:gBizIDプライムを申請(10日で取得)
- 10月:代理店選定・面談・見積もり取得
- 10月末:書類提出
- 12月:採択通知(通常枠・補助率1/2)
- 12月末:freee導入・一括支払い
- 2026年2月:事業完了報告提出
- 2026年3月末:補助金振込受領
かかった手間は、トータルで10時間程度。代理店の書類サポートがあったので、申請書のほとんどは代理店任せだった。
結果として、freee会計スタンダードプラン+初期設定サポートで実質負担25,840円。通常51,680円の半額で済んだ。しかも、freee導入後は確定申告の作業時間が3日→30分になったので、時給換算で考えれば補助金なしでも余裕で元が取れた計算になる。
よくある質問 Q&A
Q1. 個人事業主の副業でも本当に通るの?
A. 通る。開業届を出していれば、副業でも本業でも関係ない。ぼくも副業の屋号で申請して採択された。ただし、申請書類の「事業計画」欄にきちんと現状と将来像を書く必要がある。
Q2. 採択率ってどのくらい?
A. 年度・枠によって変動するが、直近では50〜70%。書類の完成度が高いほど採択されやすい。認定代理店のサポートを受ければ8割以上通るイメージ。
Q3. 補助金はすぐもらえる?
A. いいえ。採択から実際の振込まで4〜6ヶ月かかる。一時的には全額自己負担するので、キャッシュフローに注意。クレジットカード決済できる代理店を選ぶと資金繰りが楽。
Q4. freeeの料金プランはどれを選べばいい?
A. 副業者・個人事業主ならスタンダードプランが最適。月額2,680円で、確定申告書の自動作成・青色申告65万円控除対応・レシート自動読取など必要な機能が全部入っている。
Q5. 補助金を使わずに買った方が早くない?
A. 急いでいるなら通常購入もアリ。ただし「手間10時間vs補助金25,000円」と考えると、時給2,500円以上の価値があるわけで、ほとんどの人にとってはやる価値がある。
Q6. 他のAIツール(ChatGPTやClaude)も補助金対象?
A. 対象になる場合がある。2026年度からはAI活用の枠が新設されているので、ChatGPT PlusやClaude Pro(法人契約)も対象となる可能性が高い。詳しくは代理店に相談を。
まとめ:補助金は「知らない人が損する」制度
補助金って、正直「自分には関係ない」と思っている人が9割だと思う。実際、ぼくも去年までそうだった。だけど、副業で本気で稼ぎたいなら国のお金を使ってDXできる仕組みは知っておきたいだ。
特に「デジタル化・AI導入補助金2026」は、2026年度からAI活用の枠も新設されて、副業者や個人事業主にも使いやすくなっている。「申請が面倒くさい」というイメージだけで避けているのは、年間数万円を捨てているのと同じだ。
このfreee×補助金の組み合わせは、副業で月10万円を超えたタイミングで検討するのが最適。確定申告を自力でやる時間を考えれば、freee導入は時間の節約にもなるし、補助金で費用も抑えられる。まさに「知らないと損する」典型例だと思う。
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