AIで作ったBGMをYouTubeに32本出した結果|5日で総再生22回・登録者0の実データ全公開【2026年8月】

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AIで作った曲をYouTubeに出せば、寝ている間に収益が積み上がる——そう書いてある記事はたくさんあります。ですが、実際に出してみた人の「その後の数字」はほとんど公開されていません。

この記事は、私が2026年8月18日から5日間でAI生成BGMを32本投入し、公開した9本で総再生22回・チャンネル登録者0人だった、という実データの記録です。うまくいった話ではありません。うまくいかなかった過程を、数字ごと置いておきます。

この記事でわかること

  • AI生成BGMを32本投入した5日間の全数字(動画ごとの再生回数つき)
  • 「毎日2本アップすれば伸びる」が成立しなかった理由
  • 数字を見て私が次に変える3点
  • 作った曲の出口が、YouTube以外に2つあること

結論:本数を増やしても、再生数は増えませんでした

先に結論を置きます。投入本数と再生回数のあいだに、相関は出ませんでした。むしろ後から公開した動画ほど再生されていません。

実データ:公開9本の再生回数(2026年8月22日時点)

公開日 再生回数
8月18日(1本目) 5 2時間2分
8月18日(2本目) 9 2時間2分
8月19日(1本目) 1 2時間1分
8月19日(2本目) 3 2時間2分
8月20日(1本目) 1 2時間2分
8月20日(2本目) 1 2時間2分
8月21日(1本目) 1 2時間2分
8月21日(2本目) 1 2時間2分
8月22日(1本目) 0 2時間1分

合計22回。チャンネル登録者は0人。(チャンネル統計側の表示は20回で、動画ごとの合計と2回ずれています。YouTube側の集計に遅れがあるためで、どちらも「ほぼゼロ」という事実は変わりません。)

残り23本は公開予約済みで、9月2日まで毎日2本ずつ出続けます。つまり、本数だけは今後も自動で増えます。問題はそこではない、というのがこの5日間で分かったことでした。

やったこと(再現できるように書きます)

  • AI音楽生成サービスで2時間尺の作業用BGMを制作(有料プランで生成。無料プランで作った曲は商用利用が認められないため)
  • 1本あたり約2時間。サムネイル、タイトル、説明文、多言語のメタ情報まで一式を用意
  • YouTube Data API で自動投入し、公開日時を予約。1日2本、朝と昼(米国東部の朝6時と9時にあたる時間)に設定
  • AI生成であることの開示は全本で実施

作業としては破綻していません。むしろ「量を安定して出す」という一点だけは、機械化できたので完全に達成しました。それでも再生数は増えませんでした。

数字から分かった3つのこと

① 「毎日出す」は必要条件で、十分条件ではなかった

毎日2本、同じ時間に、同じ品質で出しました。それでも1本目の9回が最高で、以降は1回前後で頭打ちです。

投稿の継続はアルゴリズムに対する最低条件ではありますが、「継続していれば見つけてもらえる」わけではないということが、自分の数字ではっきりしました。見つけてもらう仕組みが別に要ります。

② 1本目が一番伸びたのは、たぶん実力ではない

初投稿の2本(5回・9回)だけが突出しています。新規チャンネルには一定のテスト配信がかかると言われており、この数字はその範囲に見えます。問題は、そのテストに合格しなかったこと。3本目以降がほぼゼロなのは、最初に見た人が最後まで聴かなかった(あるいはすぐ離脱した)ことを示している可能性が高いです。

ここは推測です。断定できるだけのデータをまだ持っていません。次に見るべきは再生回数ではなく視聴維持率とインプレッションのクリック率で、これは公開から日が浅く、判断できる母数が溜まっていません。

③ 「素材」を出していて、「番組」を出していなかった

これが一番大きいと考えています。私が出したのは「朝の集中用BGM 2時間」という素材でした。タイトルもモード名を並べただけです。

一方、この分野で実際に再生されている動画を見ると、使い方がタイトルに入っています。「50分作業して10分休むためのBGM」のように、聴く人の時間の使い方まで決めてくれている。素材ではなく番組になっています。

「2時間の集中用BGM」は、検索する人にとって他の何万本とも区別がつきません。選ぶ理由がない。ここが、私の32本に共通して抜けていた点でした。

ここから変える3点

  1. フォーマットを持たせる——「ただの2時間BGM」をやめ、時間の区切り方まで設計した1本を作って、通常版と数字を比較します(すでに1本作成済みで、9月8日公開予定)
  2. 見られる前の入口を測る——再生回数ではなく、サムネイルが表示された回数とそのクリック率を先に見ます。ここが低いなら中身の問題ではありません
  3. 本数を増やす手を止めない——予約済みの23本はそのまま出します。止めるとテストの母数が減るためです。ただし「本数が答え」とはもう考えません

作った曲の出口は、YouTubeだけではありません

5日やって痛感したのは、YouTubeは出口のひとつでしかないということです。同じ1曲を、複数の出口に置けます。私が実際に使っている/検討している選択肢を3つ挙げます。

出口1:音楽配信サービスに乗せる(Spotify・Apple Music など)

自分の曲をストリーミングサービスに配信するには、配信代行サービスが必要です。私は DistroKid を使っています。YouTubeの再生数が0でも、配信そのものは別のルートで動きます。

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出口2:カラオケに配信して印税を受け取る

自分の曲を全国のカラオケに登録し、歌われた分の印税を受け取る仕組みがあります。ストリーミングとは別の収益源で、競合の数もまるで違います。

出口3:曲の仕上がりそのものを上げる

ここは私がまだ試していない選択肢なので、体験談としては書けません。事実だけ書きます。AIが出力した音源は、そのままだと音量・音圧・帯域のバランスがプロの制作物と揃っていないことがあります。私の動画が最後まで聴かれていない原因がここにある可能性は、まだ否定できていません。

作った曲をプロの手で仕上げてもらうサービスがあり、無料のオンライン相談から始められます。私自身は未利用です。「AIで作ったが、この音で世に出していいのか判断がつかない」という段階の人には、相談だけでも判断材料になるはずです。

続きは数字が出たら書きます

9月2日までに残り23本が自動で公開されます。9月8日にはフォーマットを変えた実験版が1本出ます。そのあとで、視聴維持率とクリック率を含めた第2報を書きます。

伸びたら伸びたと書きますし、伸びなければ伸びなかったと書きます。この分野は成功談ばかりが残って、失敗した過程が消えていく。消えた側のデータのほうが、これから始める人には役に立つはずです。

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