先月、AI×BGMを44本出して分かったことを書きました。あのときの結論は「足りないのは制作力ではなく、YouTubeに表示してもらう入口」。
それから28日。表示回数は本当に増えました。ただ、思っていた形では増えませんでした。今日はその数字と、次に何を変えるかを書きます。
実測データ(2026年9月8日時点)
すべて自分のチャンネルのYouTube StudioとAnalyticsで取った数字です。
| 項目 | 前回(8/28時点) | 今回(9/8時点・過去28日) |
|---|---|---|
| 公開本数 | 44本 | 45本(+予約投入3本) |
| サムネイルの表示回数 | 約97回/日 | 約2.3万回/28日=約820回/日 |
| サムネイルのクリック率 | 3.6% | 2.6% |
| 視聴回数(28日) | — | 1,164回 |
| 平均視聴時間 | — | 18分57秒 |
| 登録者 | 2人 | 2人(28日で+2) |
| 流入元 | 関連動画82.7% | 関連動画58.8%・ブラウジング25.2%・検索2.0% |
※取得日と取得元は表のとおり。前回と今回で「28日窓」の取り方は同じです。
数字から分かったこと
① 表示は8.5倍になった。何もしていないのに。 この28日、サムネもタイトルも変えていません。増えた理由は流入元の内訳に出ています。前回ほぼゼロだった「ブラウジング機能」(トップページやおすすめ欄)が25%まで来た。本数が積み上がって、YouTube側が試しに出し始めた、と読んでいます。断定はできません。ただ「量を出し続けたら表示が付き始めた」という順番は、うちの数字ではそうでした。
② 表示が増えた分だけ、クリック率が落ちた。 3.6%→2.6%。表示が増えると、それまで見てくれていた濃い人以外にも出るので、率は落ちる。ここまでは想定内です。問題は、参考にしている収益化済みチャンネルが目安として挙げるのが4%前後だということ。つまり壁が「表示回数」から「サムネイルとタイトル」に移った。
③ 平均視聴時間19分は、2時間の動画としては16%。 一番聴かれている1本は27%。平均はそこまで届いていません。ただ、冒頭72秒の離脱はほとんどなく(測った13本のうち10本が90%以上残っている)、落ちるのは1〜6分の区間でした。「最初の音で切られている」わけではない、と分かっただけでも次の手が絞れます。
次に変える1つ——そして「1つずつ」の作り方を変えた
前回「一度に変えるのは1つ」と書きました。それは守ります。ただ、1本出して7日待って次を作る、というやり方は、毎日投稿と両立しませんでした。7日待つ間、投稿が止まる。
なので今はこう回しています。
- 制作は毎日。曲だけ新しくして、型は固定。
- 実験は「3〜5本のまとまり」で1つだけ変える。まとまりの中では同じ条件。
- 判定は、同じ日数が経ったまとまり同士で比べる。
今回のまとまりで変えるのはサムネイルの文字だけです。これまでは細い明朝体の大文字で動画の名前を置いていました。競合で伸びている動画を並べてみると、太い書体で短い言葉(「deep work」「lock in」のような、聴いたらどうなるかを表す語)が多かった。サムネの写真も、曲も、題名の型もそのまま。文字の書体と言葉だけ替えた5本を、9月10日から順に出します。
正直に書くと、曲は毎本違うし、写真の切り出し位置も変えているので、「文字だけの厳密な比較」ではありません。それでも「サムネの条件を変えたまとまり」と「変えていないまとまり」の差は取れます。それで十分だと今は思っています。
やってみて分かった、始める前に知りたかったこと
- 表示回数は、待っていたら増えた。クリック率は待っても増えない。 表示は本数の積み上げで動きましたが、クリック率はこちらが変えないと動かないものでした。
- 「1本ずつ検証」は、量産と両立しない。 検証の単位を「本」から「まとまり」に変えると、毎日出しながら比べられます。
- 数字は同じ窓で取らないと比べられない。 前回の「97回/日」と今回の「820回/日」は同じ28日窓で揃えています。窓がずれると、増えたのか季節なのか分かりません。
これから始める人へ
前回と同じ結論です。AIで量は出せます。出せた後に、YouTube側に「出す価値がある」と思わせるところが本番でした。
始める前に知らないと困るルールはこちらにまとめています。
結果は9月下旬に、また数字で書きます。

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